条件は当てはまっているのに、彼（彼女）に決められないのはなぜ…？

違和感を覚えるとき、それは「条件は合っていても、感情が追いついていない」サインです。

たとえば、、

• 一緒にいても気を使いすぎてしまう
• 将来の生活がイメージできない
• 相手がこちらに興味を持っていないように感じる

このような気持ちは決してわがままではありません。条件だけでは測れない「安心感」や「相性」「価値観の温度差」は、実際に会ってみないとわからないからです。

婚活中の迷いは、頭の中だけで考えていると堂々巡りになりがちです。そこで有効なのが「言語化」です。感じた違和感やモヤモヤを、紙やスマホのメモに書き出してみましょう。

• どんな場面で違和感を覚えたのか
• そのときの自分の気持ちは何だったのか
• 相手の言動や空気感で引っかかった部分はどこか

言葉にすることで、自分でも気づいていなかった価値観や、本当に大事にしたい感情が見えてきます。これは、迷いを整理して“自分にとっての正解”を見つける第一歩です。

お相手に違和感を感じたとき、「やっぱり自分には合わない」とすぐに決めつけるのはもったいないことも多いです。なぜなら違和感にはいくつかの種類があって、必ずしも絶対に譲れないものではない場合もあるからです。

■絶対に譲れない違和感のポイント

ここが合わないと将来的に大きなストレスになる可能性が高いです。

1．価値観の根本的なズレ

「結婚に対する考え方」「子どもを持ちたいかどうか」「家族との関係」など、人生の大きな軸に関わる部分

2．人としての尊重や思いやりが感じられないとき

暴言を吐く、約束を守らない、相手の話を聞かないなど、基本的な人間関係の土台が崩れている場合

3．重大なライフスタイルや健康問題の隠し事

結婚後に影響が出る大きな問題を隠している、または受け入れられない場合

■考え直してもいいかもしれない違和感のポイント

1．趣味や好き嫌いの違い

好きな食べ物、休日の過ごし方、音楽の趣味などは、お互いが歩み寄ったり共有したりできることが多いです。

2．些細なコミュニケーションのズレ

話し方のテンポや言い回し、感情表現の違いは慣れや話し合いで解決することができる部分です。

3．初対面や緊張からくる一時的な違和感

最初は緊張や照れでぎこちなくても、時間が経てば自然に馴染むことも。

4．価値観は似ているものの細かい部分での違いがある

たとえば金銭感覚の細かい部分や好きな休日の過ごし方など、大枠が合えば柔軟に対応できることが多いです。

 

違和感を感じたら、「まずは立ち止まって言語化」しつつ、「本当に譲れないことか？」「時間や距離をおいても残る違和感か？」を考えてみましょう。

このプロセスを経て初めて、自分にとっての本当の「合う・合わない」が見えてきます。焦らず、自分の心の声に丁寧に向き合いながら進めていきましょう。

北九州の結婚相談所でも、「なかなか決められなかったけど、○回目の出会いで心から納得できた」と話す成婚者は多くいます。

大切なのは、「選ばなきゃ」ではなく「自然とこの人がいい」と思えるまで、自分の気持ちを大切にしながら進むこと。

「この人、条件は合うけど…」と止まってしまうときは、まだ心が反応していないのかもしれません。

逆に、「なんでこの人がいいんだろう？」と思うのに惹かれるときは、心がすでに答えを出しているのかも。

不安や迷いがあるときは、一人で抱え込まず、結婚相談所のカウンセラーに相談してください。
あなたの「気持ち」を受け止めながら、心から納得できるお相手選びを一緒にサポートします。